フリーランスは信用が第一、新しいことに挑戦するたびに新人のつもりで仕事と向き合っています


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日本編物文化協会「Amu」掲載:母と子のニット

今日は商業ニットデザイナーの仕事についてお話ししようと思います。

書籍に掲載されたりキット化する商品の場合、デザイナーはたいてい販売の半年くらい前からデザインをはじめます。だからいつも季節が真逆です。しかも、ニットデザイナーの場合は新製品の商品を使うことが多いため、商品見本が糸切れだったり、まだ玉になっていない毛糸だったりします。色も相手から指定されることがありますので、デザインは結構大変です。

初めてオリジナルデザインを任された時は、『母と子のニット』をというテーマで2着依頼されました。色とりどりの毛糸がたくさん送られてきて、とてもわくわくしたのを覚えています。

そのころの私は、アパレルで働いた経験も、師匠について仕事を覚えた経験もないのでかなり不安でした。ただ、その前に一年間有名デザイナーさん2人の製作スタッフをさせていただいたので、製図や指示書の描き方はだいたいわかっていましたし、仕事の仕方はデザイン学校(ニットデザイン科)で学んだ通りだったのでちょっと安心しました。

依頼を受けてからは、試し編みをして、あ~でもない、こうでもないと考えて、デザイン画を送り、スワッチを編み、製図をし、実際にセーターを編みました。ところが、後ろ身頃から編み始めたら前あきの中心の目が2目ずれてしまい、超特急(3日)で身頃を編み直して送ったり、袖付けがゆるいと送り返されたり、ヒ~ヒ~言いながら仕上げたような気がします。

でも、完成したニットはとても評判が良かったらしく、本の一番最初の見開きのページに掲載され、それを見た時は本当に嬉しかったです。それからも、デザイナーとしては色々と紆余曲折がありますが、今まであちこちからお仕事のご依頼をいただいて来れたのは、やっぱり常に知識と技術を磨く努力を怠らず、どんな仕事にも誠実に向き合ってきたからではないかと思っています。

もしもあなたも、これからプロとして長く仕事をしたいと思うなら、基礎的な知識や技術を習得しておくこと、商品企画の考え方や仕事の仕方を勉強して、実際にできるようにしておくことがとても重要だと思います。それはデザイン学校へ行って学んでもいいし、実際に仕事をすることで体得してもいいでしょう。著名な先生に教わっているなら、制作などの仕事をやらせてもらえないかお願いしてみるのもいいかもしれません。

最初から大きい仕事がもらえることは滅多にありません。だから、どんな小さな仕事でもチャンスがあればやってみましょう。そして、仕事は手を抜かずキッチリ期限内に納めること、メールなどの返信は素早く丁寧に返すこと。そういうことの積み重ねが大きな仕事に繋がっていきます。

最初は誰でも初心者です。私も新しいことをするたびに、いつも新人のつもりで身の引き締まる思いです。いくつになっても、どんな仕事でも、わからないところはきちんと確認したり教えを請い、間違わずにやること。誠実に人と向き合うこと。フリーランスは信用が第一ですから、いつもいつも肝に銘じて仕事と向き合っています。

女性起業家応援フェスタin横浜

日時:2017年2月12日(日) 10:00~16:30
場所:男女共同参画センター横浜 (神奈川県戸塚駅から徒歩5分)

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2月1日(水)~2月28日(火)
新刊出版記念キャンペーン価格
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