自分で自分の価値をおとしめてはならない


昨年までの私は、色々と事情もあり「先生」と呼ばれることを控えていました。でも、それではせっかく自分の価値を認めてくださった周りの皆様に対して失礼だと思うようになり、最近は「沼里先生」と呼ばれることを素直に受け入れることにしました。

ハンドメイド作家の中にはそんな風に、せっかく周りの人が褒めたり認めたりしてくださっているのに、それを受け入れずに、自分で自分の価値を貶めている人が多いように思います。特に資格や経歴をたくさんお持ちの40代以降の女性たち。もしかしたら時代や世の中の価値観がそうさせたのかもしれないし、元々ハンドメイドを趣味にする人が控えめでおとなしい性格の人が多いからかもしれません。

だから、私は5回ある「ハンドメイド作家講座」の一番最初の授業で「自分はハンドメイド作家であるというプロ意識を持ちましょう!」と、いつもお話しています。それを聞いた生徒さんたちは、「え~、今までプロとして働いたこともないのに、どうやってプロ意識を持てばいいの?」という顔をしていますが、私も20年以上も手芸講師やニットデザイナーとして仕事をしてきたのに、担当者さんに同じことを言われた時にそう思ったのだから無理もありません。

でも、その考えを受け入れて「ハンドメイドを仕事にする」という覚悟が出来ない人は、どんなに才能があってもハンドメイドを仕事にすることは出来ません。なぜなら、覚悟のない人は周りの人の賞賛や紹介を素直に受け取ることが出来ないから。いつまでも自分の小さな価値観の中にとどまって「それは私がやりたい仕事じゃない」「私は目立ちたいからやっているんじゃない」「それをやったら〇〇さんに何か言われるから」と言い訳ばかりして、仕事が広がっていくことはないのです。でも、そんな考えを私は無理に変えることはしません。なぜなら自分で変えたいと思わない限り、自分の心を変えることは出来ないから。

実は5年前、たまたまチケットをもらったので日本ホビーショーを見に行きました。その時の私は、ニットデザイナーとしてもっと活躍したいと思っていましたが、上手くいかないことがあって鬱々とした思いを抱えていました。そんな時、ホビーショーに出展している大勢の人達を見て「あ~、こんなにたくさんの人たちが、ハンドメイドを仕事にして頑張っているんだな~。その中で私は、5年以上も書籍で作品を発表させていただいたり、20年以上も手芸講師をして来てすごく恵まれているし、もしかしたら、自分の夢にかなり近いところにいるのかもしれない」と思ったのです。

それまでの私は「自分の書籍を商業出版すること」が目標だったので、そこに到達できていない自分はまだまだ半人前でダメだと思っていたのです。体調が悪くてあまり外出することがなく、人と交わることが少なかったのもいけなかったのかもしれません。自分の立ち位置が全然見えていなかったのです。だから、日本ホビーショーに来て自分の立ち位置を確認できたことは本当に良かったと思っています。そして、次にホビーショーに来る時は、必ず出展する側になってお客様をお迎えしようと心に決めました。

「ハンドメイドを仕事にすると覚悟を決めること」
「周りの人の評価を素直に受け入れること」
「関係ない人の言葉を気にしないこと」

自分で仕事をしていく上で、その3つはとても大切なことだと思います。一歩一歩ゆっくりとでもいいので、自分の価値を高める努力をしていってくださいね。

はじめてのブランディング講座

日時:2017年3月4日(土)10~12時
場所:新宿文化センター 第3会議室

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2017-02-17 | Posted in ハンドメイド作家としての心構え, 全体Comments Closed 

 

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