自分の作品にこだわりを持つこと、新しいことを取り入れること


先日「ハンドメイド作家講座」の生徒さんが、「自分の作品のクオリティに納得がいかない」と同じものを作り直してブログにアップしていました。傍から見たら、最初の作品だってそんなに品質が低い訳ではなかったんですよ。でも、やっぱり自分で納得のいかないものをお客様の前に出すことは出来ないし、ましてや売るなんて出来ない、という彼女の心意気に真剣さを感じました。

これは、世の中のハンドメイド作家さんに、プロレベルになるまで売ってはいけないと言っている訳ではありませんよ。そんなことをしていたら、誰も販売なんて出来なくなります。最初はやっぱり未熟な部分もあると思いますが、それもひっくるめて欲しいと言ってくださるお客様がいるなら売ってみるのがいいでしょう。ただプロを目指すなら、自分の納得のいかないものは売らない方がいいと個人的に思っています。

私も小学5年生から、周りの友達や親戚から頼まれて色々なものを作ってきました。でも、学生時代は材料費以外のお金を一切いただきませんでした。なぜなら学生の自分には、作ったものにお金をもらうことの責任がとれないと思ったからです。だから、社会人になってはじめてお金をいただくようになって嬉しかった半面、まだまだ自分が未熟なことに気がついて、ますます技術を磨くために一生懸命勉強しました。納得できる作品が作れるようになってきたのはここ4~5年です。

私はニットデザイナーなので、同じものを2回作ることはほとんどありません。いつも新しいデザインを考えて作ります。だから、1回ごとに作品に魂を込めて作っています。毛糸の特徴を生かしたり流行を取り入れながら、依頼主様の意向に沿うよう、模様の一目、1段まで気をつかいます。それでも、時々失敗します。そうしたら、また最初からやり直しです。特に書籍やメーカーの仕事の時は絶対に間違いがないよう気をつかっています。そのくらいプロとはこだわりを持っているものなのです。

また、こだわりを持つことと同じくらい、新しいことを取り入れることも大切です。昨日はエクセルでかぎ針編みの編み図を作ってみました。昨年、イラストレーターで製図を作る方法を教わったのですが、まだソフトを入れていないので、とりあえずエクセルでやってみました。

こういう模様を「図形」の線や丸でひとつひとつ作ってコピペ(コピー&貼り付け)して作ったのですが、意外とできるものですね。1枚めは丸1日かかりましたが、2枚目は半日くらいで出来ました。慣れればもっと早く出来そうです。

プロになれば図案の清書は編集さんや担当さんがやってくれますが、自分でキットを作る場合などはパソコン操作が出来るといいですよね。私も5年前までは、パソコン操作が全くできなかったのですが、毎日ブログを書いたり、写真を撮ったり、講習会をするうちに色々できるようになりました。教えてもらったのは電源の入れ方と、基本的な操作方法だけです。あんなに機械音痴で「私には絶対ム~リ~!」と周りのみんなに言っていたのに、やっぱり習うより慣れろですね。今は、パソコン作業が大好きです♡

ハンドメイド作家さんの中には、ハンドメイドの技術は高いのに、パソコン操作や写真撮影があまり得意ではなくてもったいないな~という方がたくさんいらっしゃいます。そういう方は、ちょっとパソコン教室に行ったり、写真を習えばもっとやりたい仕事ができるようになりますよ。

 

第41回 2017 日本ホビーショー
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