田舎ののどかな風景が楽しめる里山トロッコ列車~千葉県市原市・小港鉄道~


昨日は、お盆に帰省できなかったので、日帰りで実家へ帰って父のお墓参りや親戚のおばさんの家へ行ってきました。

私の実家は千葉県市原市の小港鉄道沿線にあります。小港鉄道は大正14年から五井~上総中野間を走る単線電車です。この肌色と朱色の電車をドラマなどで見かけたことがある方もいるのではないでしょうか?

小港鉄道は、東京から約1時間ほどで、のどかな田園風景が広がる景色が見られるので、よくテレビドラマや映画の撮影などにも使われます。

車内に入ってビックリしましたが、なんとクーラーがきいてきます。私はこれで高校・短大の5年間学校へ通っていましたが、当時はクーラーはなく真夏の暑い日も窓を全開にして風を受けながら乗っていたものです。扇風機が当時のままで懐かしい!

ドアを開けるのに一苦労しましたが、どうやら下の方の引き戸を横に引いて開けるようです。

そういえば、一番初めに小港鉄道に乗った時もホームでドアが開くのを待っていたら、後ろのおじさんが「手で開けるんだよ」と言って、さっさとドアを開けて乗り込んでいったのを思い出しました。当時は横に回すレバーがあったような気がするのですが、今は引き戸の溝のみです。もしかしたら車両によっても違うのかもしれません。

運転席はこんな感じで左側の狭い空間です。ここで車掌さんはずっと立って運転をします。車掌さんは無人駅では切符を売ったり、チェックをしたりもします。

電車の中は横一列のオレンジ色のシートですが、シートの座り心地が何となく微妙です。すぐに慣れましたが、年代を感じさせますね。休日の昼間なので2両あってもガラガラ・・・。立っている人は一人もいません。

車内におじいさんが小さい女の子と乗っていました。かいがいしくジュースにストローを差してあげたり面倒を見ている様子に、娘が小さかった頃の父の様子を思い出して胸が熱くなりました。

そういえば、子供たちと帰省するたびに喜んで五井駅まで迎えに来てくれて、帰りも送ってくれたっけ。だから、私はこの小湊鉄道に20年以上乗ったことがなかったのです。

窓の外は、のどかな田園風景が広がっています。(ここは駅の周辺なので少し家があります)

途中、何のアクシデントかクーラーがとまってしまったようで、女の車掌さんが「クーラーがとまってしまったので、窓を開けてください」と言いに来ました。そこで、乗客は窓を開けて一斉に風を入れます。

ガタンゴトーン、ガタンゴトーン(走り始めの音)、ポッ、ポーッ(警笛の音)、カンカンカンカン、カンカンカン(踏切の鳴る音)、30年前の情景が思い浮かびます。

当時も今も、電車は1時間に1本しかなくて(朝、夕は2本あります)休日は更に少なくなってしまうので、いつも時間には余裕を持って出かける癖がつきました。

それでも、学生時代は勉強に部活に実習にと忙しかったので結構ギリギリでしたね。一度、定期券を家に忘れて急いで走って取りに戻ったことがあります。友人に「すぐに戻ってくるから車掌さんに待っててもらってね」と言ったら本当に待っていてくれました。友達は「もう、これ以上待てないよって言われて、ドキドキしちゃった~」と言っていましたが、今だったらあり得ないですよね。(^^;)

最近はトロッコ列車というのが人気だそうで、上総牛久~養老渓谷の間をSLモチーフのでディーゼル車が引いたトロッコ列車が走ります。先ほどのおじいさんと女の子もこの列車に乗りに来たようでした。

実家の周りも、ずいぶんと変わりました。古い家がどんどん新しくなり、ところどころ引っ越したのか更地になった場所もあります。実家の古い工場も妹夫婦が片付けてくれたので建具屋の形跡はほとんどありません。

昔は家に帰れば材木のいい香りと、気を削る機械の音がしたものですが、それがもうなくなってしまったのかと思うと何となく寂しい気持ちです。

それでも、久しぶりの小港鉄道は30年前とほとんど変わりなく、今ものどかな田園風景の中をゆっくりと走ります。休日はトロッコ列車で養老渓谷に行ってみるのもいいな、なんて思った休日でした。

 

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