ハンドメイドを仕事にしたいなら、経営の基礎を知り体制を整えるのが近道


私は、ハンドメイドの販売や講師・デザイナーとして仕事をする方法を教えていますが、全ての人に起業を勧めている訳ではありません。

ハンドメイドを仕事にするための知識やメンタルの保ち方、起業するための開業届・税金・著作権の知識、インターネットでの効果的な情報発信の仕方、自分の強みをアピールするブランディング方法、商品を引き立たせる写真の撮り方、販促物の作り方(名刺、パンフレット、チラシなど)、メディアに掲載されるコツ、コンテストに入賞するコツ、利益確保、ビジネスプランの立て方などを知った上で、ハンドメイドを仕事にするのもしないのも、開業するのもしないのもそれは個人の自由だと思っています。

実際に、今まで学んだ人の半数位は趣味の領域でやっています。そして、一度学んだ上で今は技術を習得したり、起業の準備をする期間にあてている方もいます。

また、学んだことにより他の仕事の方が自分には向いていると感じる方や、会社員をしながら副業でやったり、老後に向けて仕事に出来るよう準備しようと考える方もいます。

5~6年前からのハンドメイドブームで、誰もがネットショップやイベントで販売ができるとハンドメイド作家を目指す人が増えましたが、最近は技術がたりない人、センスがない人、仕事としてやっていく覚悟や知識がない人はだんだん淘汰されてきたのかなという気がしています。

やはり、仕事として周りから認められて人気講師になったり、商品が売れていくためには基本の型を知る必要があります。ハンドメイド作家さんは型にはまるのが嫌いな人も多いですが、商売(経営)の基礎を知ることはとても大切です。そして、お金をかけるところにはきちんとかけなければいけません。商品を揃えたり、パソコンを習ったり、ホームページ(ブログ)を作ったり、販促グッズを作ったり、認知活動をするのは必要経費です。自分のできる範囲で少しずつ揃えていきましょう。

最初は「趣味だけど売れたらいいな」「友達に教えて欲しいって頼まれたから教えてみようかな?」ぐらいの軽い気持ちから始めたとしても、長く仕事として続けていきたいなら、経営の基礎を知り仕事として周りから認められるように体制を整えた方がぐ~んと加速していきます。

実際にすぐに成果が出る人は、すでにハンドメイドの知識や技術があるのに経営の知識や情報発信の仕方を知らなかった人です。そういう人はホームページ(ブログ)を作ったり、料金体制や仕組みを整えるだけで1年位で軌道に乗っていきます。

そうでない場合は、ハンドメイドの技術を習得したり、自分のやっていきたいことを考えたり、商品構成を決めたり、認知活動をしたりという作業も加わるのでもう少し時間がかかります。3~5年位はじっくり腰を据える気持ちで取り組んだ方がいいでしょう。

私は最初から仕事にするつもりでやってきましたが、それでも25年以上前は学校を出たり資格を取ってもハンドメイド作家になる方法を教えてくれるところはなく、インターネットで情報発信をしたり知識を得るなどということもなく、手探りでやりながら何度も何度も失敗して習得していくしかありませんでした。

また女性は、結婚、子育て、PTA・子供会役員、転勤、介護、病気、嫁姑問題など、自分の思いだけではどうにもならない事もたくさんあります。そんな時も自分のやるべき役割を果たしていくしかないんですよね。だから、ハンドメイドはどんな状況でも、家庭でできる仕事として人気なのではないかと思います。

今は色々な起業塾がありますが、私は自治体や商工会議所、創業支援センター、キャリア・マムさんなどで行っている女性起業塾がお勧めだと思います。料金もリーズナブルで講師やスタッフの皆さんも素晴らしいですし、地域や企業との結びつきやサポートもありその後の事業がスムーズにいく方が多いです。

お陰様で、11月25日(土)に、さいたま商工会議所で「第14期さいたま女性創業塾」の皆様にフォローアップ講座をやらせていただくことになりました。今回はハンドメイドイベントの出展方法やワークショップの仕方を、実際のディスプレイや接客なども交えて、中小企業診断士の上岡実弥子先生と一緒にやらせていただきます。

今年の11月10日(金)~12日(日)はパシフィコ横浜で開催の「Handmade MAKERS’」に受講生の皆様と出展しますが、来年の4月26日(木)~28日(土) 東京ビックサイトで開催の「第42回2018日本ホビーショー」にも出展しようと考えています。

将来、自分でハンドメイドイベントに出てみたい、ワークショップをやってみたい、私と一緒にグループでイベントに参加してみたいと考えている方はぜひご参加くださいね。(今回の講座の対象は第14期さいたま女性創業塾の方のみです)

受講者の声

受講生紹介

*「利益確保・ビジネスプランの立て方」は中小企業診断士の上岡実弥子先生、「商品を引き立たせる写真の撮り方」はフォトグラファーの丸山すみ先生が担当しています。

イベントの詳細はこちらをご覧ください
Handmade MAKERS’ 2017年11月10日(金)~12日(日)パシフィコ横浜A・Bホール

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