アミリス・アラン模様のラグラン袖カーディガン


先日から制作していたアミリスのアラン模様のラグラン袖カーディガンが完成しました。

細身(7号サイズ)のお客様に合わせて製図をし直しました。(模様はアミリスのデザインです)

ニットを着せているボディはバスト85cmの9号サイズなので、お客様が着るともう少しボリュームダウンすると思います。

製図に合わせてアラン模様が綺麗に収まるように調整しました。前立てのボタンホールの位置がどうしでも上手く決まらなかったので、2回ほど編み直しまた。プロとしては、こういうところはどうしでも譲れません。ピッタリと決まって良かったです。

後ろも模様が綺麗に収まりました。模様と製図がピッタリと合った時は本当に嬉しいですね。

この模様はアミリスのものですが、自分でオリジナルデザインのニットを作る時は、試し編みと製図に一番気を使います。ここで手を抜くと絶対に美しいニットには仕上がりません。でも、この段階で完璧と思っても、綴じしろと編み方向の関係で少し変更になる場合があるので、2割ぐらいは編みながら調整します。今後はその分も予測できるようになるといいなぁ。

学生時代(高校〜短大)は、自分のものや友人や親戚に頼まれて毎月1着のペースでニットを編んでいました。当時流行っていた人気イラストレーターのニット本が好きでよく編んでいたのですが、同じ毛糸で同じゲージで編んでも出来上がりがイマイチで何度もガッカリさせられました。イラストの着こなしはとっても雰囲気があって素敵だったのに…。でも、そのお陰で「手編みのデザインを提供するニットデザイナーになるなら、デザイン力だけでなく製図や編物の基本も身につけなければお客様に満足してもらうことはできない」とわかったのでよかったのかもしれません。

25年以上デザイン・制作をしている今でも、イメージ通りの完璧なニットを作ることはなかなか難しいのですが、納得できる作品ができてお客様(ご依頼主様)に喜んでいただけた時は本当に嬉しいです。これからも、そういうニットを作っていきたいと思っています。

*現在は個人のお客様のニット制作・オーダーメイドは承っておりませんのでご了承ください。

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