ハンドメイド作家は自信を持つために、誉め言葉をすべて受け取ろう!


ハンドメイド作家は、長年活動していてもなかなか自信が持てない人が多いと感じています。

その原因として考えられるのは、1つめはどこまでが素人で、どこからがプロなのかが曖昧な点。

2つめは、ハンドメイド作家という職業が今一つ社会から理解されず「ハンドメイドはただの趣味」だと思っている人が多い点。特に男性には理解されにくいです。

3つめは、女性に対する世代的な教育方法。今の30代以下は男女平等でどんどん女性の社会進出が進んでいますが、40代以降はやはりまだ女性は一歩引いて男性を立てることを求められることが多かったように思います。特にハンドメイド作家を目指すような人は、家庭的で優しい人が多いので、控えめで押しが弱い人が多いです。

例えば看護師の場合は、国家資格に合格して病院などで働けば、もうプロとして認められお給料がもらえます。看護学校では病院実習などもしっかり行いますが、病院に就職してからは新人研修もありますし、最初は先輩看護師がついて仕事をしっかり指導しサポートしてくれます。だから、3ヶ月もするとだいぶ仕事を覚えて自信もついてきます。2~3年目くらいからはリーダーも任され、4~5年目からは指導者研修も入ってきます。そうして、仕事をしながらだんだん覚えてプロになっていきます。

ハンドメイド作家の場合は、学歴や資格を持っている人もいますが、どこかに就職した経験がある人以外は自分でやっていくしかありません。私は23歳の時に、恩師から「もう講師の資格があるんだから、生徒さんが一人でもいれば堂々と既定のお金をいただきなさい。場所は家のリビングでもどこでも構わないから。」と言われました。でも、いざ始めてみるとやはり最初は既定の額をいただくことができませんでした。ずっと小学生の時から、クラスのみんなに教えていたにも関わらず・・・です。

その後、だんだんと規定の額(世間の相場)をいただくことができるようになりましたが、オーダーメイドや販売商品の値段付けにも悩みました。特にジャンルが編み物だったので、材料費・製作費を考えるととても高くなってしまうのです。お客様はみんな私の腕を知っているので「高くてもいいよ。」と言ってくださるのですが、なんとなく自分からそんなにはもらえないと思って安くしてしまっていました。そういうハンドメイド作家の自信のなさが、ハンドメイドの価値を下げている原因の一つではないかと思います。

だから、最近は講座でも「誉め言葉を受け取るワーク」というのを取り入れています。二人一組で相手のいいところを誉め合い、すべて「ありがとうございます。」で受け取って、どんな気持ちになるか考えるワークです。

控えめな人は謙遜して「そんなことないです。」と誉め言葉を否定してしまいますが、それをやめて誉め言葉をすべて受け取るうちに、だんだんと自信をつけるのを目的としています。

私もこれまでに

「よしえちゃんの手は何でもできる魔法の手だね。」

「よしえに作ってもらったの、まだ使ってるよ。」

「あなたは(才能を)持ってるよ。だから大丈夫!」

「こんな優しい先生、今まで会ったことがないです。」

「沼里先生に会いたいから、今月も来ちゃいました。」

「沼里さんは何の心配もいらないです。ニコニコしながら好きな作品を作っていれば大丈夫!」

「沼里さんの作品やデザイン画は可愛いから、もっと自信をもって!」

「今回の作品はすごく人気でしたよ。次も楽しみにしています。」

「よしえちゃんのセンスが好き♡」

「あの作品覚えてます。ずっとファンでした。」

そんな言葉をたくさんかけていただいたお陰で、ここまでくることができました。その言葉のどれもが涙が出るほど嬉しかったです。だから今度は、私がハンドメイド作家を育て、励まし、サポートする役割を担っていこうと決めました。今のハンドメイド・ホビー業界や起業支援の場には、そういう役割をする人が必要だと思うからです。

これからも、たくさんのハンドメイド作家さんの活躍を応援・サポートしていきたいと思います。一緒にハンドメイドを楽しく仕事にしていきましょう!

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