人は失ったときに一番大切なものに気づく


 

「Happy Diary」
参考文献:ABECEDAIRES FANTAISIE

私が、この世で何よりも大切にしているのは「家族」と「ハンドメイド」です。

15年前にアメリカで体調を崩して、色々なものを失いました。特に「健康」を失ったことは想像以上に苦しく、長い間私を苦しめました。それまで誰よりも健康で何でもできた私は、人に頼るということが全くできませんでした。誰かから頼まれたことも、嫌だと思っても断ることができなかったのです。

でも病気になってからは、人に頼ったり、嫌なことを断ったりすることができるようになりました。何もできない自分は本当に情けなかったけれど、できない自分を認めることで周りの人に感謝する心が芽生え、他人に対しても以前よりずっと寛容になりました。

だから今、私はハンドメイド作家さんの才能と健康を守ることに力を入れているのです。一度健康を失うと回復するのには長い時間がかかります。細かい作業と精神的集中を求められるハンドメイド作家さんは、無理をして体調を崩す人が多いのです。特に小さいお子さんがいる人は要注意。スケジュール管理と、余力を残しておくことが大切です。そんなことも講座ではお話ししています。

最近、子どもたちも社会人、大学生、高校生と大きくなり、私も外へ出て働くことができるようになりました。子育ての時期は、何だか社会と切り離されてしまったようでもどかしく、もっと自分はできるんじゃないかと焦ることもあるかもしれません。でも、もしも余裕があるのなら、なるべくお子さん中心の生活がいいんじゃないかなと思います。もちろん、仕事をする、しないは自由です。

私は、あまりいい母親とは言えませんでしたが、子どもたちは自立した優しい子どもに育ってくれました。家族のために力を尽くしてくれた夫には、一生感謝してもしきれません。

最近、子どもたちは自分のことで忙しいので、休日に夫と2人きりで出かけることが多くなりました。なんだか昔に戻ったみたいで新鮮です。無口で物静かな夫とはあまり会話をすることはありませんが、それでも一緒にいるととても落ち着きます。いつまでも、家族が仲良く健康でいられますように!毎日そう願っています。

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