一番好きなことを仕事にしたら幸せになれますか?


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よく一番好きなことは仕事にしないで、趣味にした方がいいという人がいますね。私はそれは、ある意味正解で、ある意味不正解だと思います。

幸い、私は一番好きなことを仕事にすることが出来ました。ニットデザイナーや刺繍作家として手芸本で10年も作品を発表し続け、出版社や手芸メーカーともたくさんお仕事をさせていただだきました。でも、その道のりは果てしな~く長く、仕事にしてからも自分がやりたいと思っていた仕事が出来るようになるまでには、何年もかかって工夫が必要でした。(それは家族の反対や夫の海外転勤、体調の問題もあるけど…)

もしも、その過程を「楽しい」とか「やりがいがある」と思える人なら、一番好きなことを仕事にするのは正解でしょう。でも、そうではなく、好きなことは自分の好きな時に好きなように楽しみたいと思うなら、仕事は違うことをして、一番好きなことは趣味に留めておいた方が幸せかもしれません。

実際、周囲の人から見れば物凄い才能がある人なのに、私のような商業デザイナーはすぐに辞めてしまって、今は自由に作品を作って、ブログで発表したり展示・販売会などをやっている人もいるし、作って売るのが好きだからとイベントなどでの販売に力を入れている人もいるし、人と触れ合ったり教えるのが好きだからと講師をやっている人もいます。

でも、どんなハンドメイドの仕事でもやはり信念がないと続かないということ。もちろん好きなことを仕事にできたら嬉しいけど、仕事となると好きな事だけやっていればいい訳じゃなくて、営業、会計、申告、従業員のこと、お客様や企業とのコミニュケーションなど色々な事をやることが必要になってきます。

まぁ、そこまで大きくしないで自分一人で趣味の延長でやれればいいから…と、思っているならそれはそれで構わないし、私も子供が小さい間はずっと自宅教室を中心としたこじんまりとした働き方をしていたけれど、もしもこれからハンドメイドを本気で仕事にしたいと思うんだったら「素人でも簡単にできる」なんて甘い夢は見ない方がいいと思います。

なんてね。あ~ぁ、こういう本当のことを言っちゃうからダメなのかな?私。”(-“”-)”
でもね、何をやっても人生に無駄ということはないから、人の言うことなんか気にしないで、あなたはあなたが好きな事を好きなようにやればいいですよ。

*画像は2008年に「Amu」に一番最初に掲載された思い入れ深い作品です。その前の年は下田直子先生と笠間彩先生の製作スタッフ(ニッター)を1年間務めさせていただきました。

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