みんなに可愛がられる人になれ~人との縁が自分のやりたいことを叶えてくれる~


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日本編物文化協会 「Amu」掲載

昨日、商業ニットデザイナーの仕事の話を書きましたが、私はデザイナーが一番偉いと思っているわけではありません。自分の思いを自由に作りたいのならアーティストになればいいし、作るのが好きならニッター(制作者)になればいいし、教えるのが好きなら講師になればいい。自分の好きなことを生かせばいいのだと思います。・・・ただ、それでお金を稼ぐということになると皆さん悩んでしまうみたいですね。

ここ数年、急激にハンドメイドマーケットが広がってハンドメイドを仕事にしたいという人が増えましたが、やはりそれなりの技術や商売に関する知識がないと売れていかないのではないかと思います。ただハンドメイドが好きで、自分で作ったものがあるから売ってみようというぐらいではなかなか売れない。特に制作に時間のかかる編物や刺繍などの場合、手間賃に見合った値段をつけようとすると恐ろしく高い値段になってしまう。でもそんな値段はつけられない。だから材料費に毛が生えたくらいの値段で売ってしまう。売れれば嬉しいけど全然儲からない。そんな悪循環にはまっているんだと思います。

それなら発想を変えて、作ったものじゃなくて図案やキットを売ってみるとか、教室で教えてみるとか、実際に触ったり着てもらえるハンドメイドイベントに参加してみるとか、いつも自分が作ったものを着て歩いて自分が広告塔になってみるとか、色々やり方はあるんじゃないかな?

でも、本当に大事なことはお客様に「あなたから買いたい」と思ってもらえるような人になることです。それが出来ている人はネットショップやイベント出展をやっていなくてもどんどん売れていっています。そんな魔法みたいな方法ってあるの?って思うでしょう。でも、それは実は簡単なこと。あなたが色々な人に会うことです。そしてあなたのことや、あなたのやっている仕事を知ってもらうこと。そんな種まきをした人だけがどんどん実績をあげていっています。ハンドメイドを仕事にしているのを恥ずかしいからって隠しているような人は売れていかないんだよ。

そして、やりたいことをやるために大切なのは、才能や実力だけじゃなく『縁』の部分がとても大きいということ。だから、どんなに才能や実力があっても人に可愛がられない人は伸びていかないんだよね。一期一会を大事にして、たった一度の縁を自分の転機にしてしまえる人はそういう部分を本能で感じているのかもしれないね。でも、すでに才能があって活躍している人たちは、相手を利用しようだとか、この人と一緒にいれば得だとかいう邪心のある人は一瞬で見抜いてしまうから気を付けてね。

ハンドメイド作家だけじゃなくてどんな仕事でも同じだけど、簡単に楽に儲かる仕事なんてないんだよ。それでもやりたい、仕事にしたいって思う人だけが5年後10年後も残って活躍していくんじゃないかな?

 

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2016-12-08 | Posted in ハンドメイド作家としての心構え, 全体Comments Closed 

 

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