ケーブル模様の横編みベスト③ 襟ぐりの模様を美しく整える製図の方法


今日は、ニットの襟ぐりの模様を美しく整える製図の仕方について説明します。

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①A4の紙に、ゲージメジャーという編み物用の定規で、ゲージ(編み目が10cmに何目×何段あるか)通りの目数と段数のグラフを作ります。パソコンで作ってもいいでしょう。

編み目グラフノートというのも市販されていますが、ピッタリ計算したい時は自分でグラフを作った方が正確です。

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②そこに模様を鉛筆で書き入れます。

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③②で作った模様入りグラフ用紙を必要な枚数コピーして貼り合わせます。(ここでは3枚使いました)厚手のトレーシングペーパーにコピーしてもいいでしょう。

そこへ、襟ぐりの製図をした別の用紙を重ねて、襟ぐりの模様がどう見えるのか確認しながら位置を決めます。(ここでは、模様が見えやすいように製図の襟ぐりの部分をカットしましたが、実物大製図をした場合はトレーシングペーパーにグラフをコピーして重ねた方がいいでしょう)

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④襟ぐり線、肩下がり、袖ぐりの位置を製図に合わせて確認しながら、模様がきれいに出るような位置を見極め線を引きます。

*模様によって、どの位置でカットすると一番きれいに見えるのかが違いますので、スワッチ(試し編み)を見ながら慎重に決めましょう。

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⑤製図の線を元に、編みやすいようにグラフを階段状に書き直します。

以上で襟ぐりの製図は終わりです。

襟ぐりの模様を美しく整える製図のポイントは

①模様と製図のバランスの良い位置を、実物大の製図と編み目グラフを使って見極める。

②合わない場合は、模様がきれいに収まるよう少し修正をする。

③襟ぐりや肩線にかかる模様は、編みながら様子を見て修正する。
(特に太めのケーブル模様は編地が歪むので省略した方がいい場合もあります)

そんな点に注意すると、更に美しい模様の配置が出来ます。

ニットのウェアを編む時は、「襟ぐり」と「袖山」の模様を起点に考えると美しい模様の配置が出来ます。ニットのデザイン完成度は、製図と模様配置によって決まると言っても過言ではありません。ぜひ皆さんも製図をする時は、こんなポイントに注意してみて下さいね。

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2016-12-27 | Posted in ハンドメイド作家としての心構え, 全体Comments Closed 

 

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