過去の経験や知識は何事も無駄にはならない


ここ2~3年は、ハンドメイド作家育成講座のために、参加者募集、告知記事の掲載、会場の手配、受講費振込連絡、懇親会のレストランの予約、受講者の出欠確認、講座のカリキュラム構築、資料やスライド作成、ワークのアドバイス、他の講師の講座開催、2冊の教科書の企画・監修などを全てこなす私ですが、最初から何もかもできた訳ではありませんでした。

少しずつやりながら覚え、わからないところは調べたり知っている人に聞いたりしました。それでも足りないところはお金を払って学びに行き、失敗したり改善したりしながら、ようやく今の形にたどり着きました。アドバイス、ご協力いただいた皆様には本当に感謝しています。

お陰様で最近は、商工会議所や自治体、企業からも呼んでいただけるようになり、参加者の募集や会場の手配、受講者の出欠確認、受講費振込、懇親会の手配などの事務手続きをやっていただけることも増えたので、本当にありがたいと思っています。

近ごろ思うのは「過去の経験や知識は何事も無駄にはならない」ということです。私は最初の職業が看護師だったので、会社経営やビジネスのことはよく知りませんでした。

ハンドメイド作家の仕事も、主にデザイン・制作と講師をしていたので、あんまり作ったものを売るということに積極的ではなかったのです。以前はアクセサリーを作って売ったり、ニットや刺繍や布製品のオーダーを受けていた時期もあるのですが、3人の子供が小さい時期は売るものを作るとその分時間が取られてしまうので極力お断わりしていました。

でも、子供たちの手が少し離れた6年前から、イベントに出展したり、ネットショップを作って自分の商品を売るようになって、お客様からご注文いただいたり、買って喜んでいただけるようになると「売るのも案外楽しいかもしれないな」と思うようになりました。特に、SNSで作品を紹介してオーダーをいただいたり、イベントで直接お客様とやり取りして、自分がいいと思うものをお勧めして買っていただけたときは本当に嬉しい気持ちになりました。

それまでは、どうしても「売り込んだら悪いかな?」という気持ちが強くて、積極的に自分の商品をお勧めすることが出来ませんでした。でも、商品の良さをお伝えして買っていただいたお客様は満足度も高いということがわかったので、今は興味を持って下さったお客様には自信をもってお勧めすることにしています。(ただいまは、法人の方のみのお仕事をさせていただいています。)

会場の手配などの事務手続きも、PTA、自治会、子供会、スポーツチームの役員を合わせて12回もやったお陰で、色々とできるようになったのだと思います。組織の中での役割や地域や講師との連絡やコミュニケーション能力もその時にずいぶん鍛えられました。(成人委員長、卒業アルバム委員長、学年学級委員、広報委員、地区長、配車係、備品係、お知らせ係など)

当時は小さい子供をおんぶしながら毎月朝早くに公民館に並んで予約を取ったり、バザーや講習会やお祭りの企画・運営をしたり、ドッジボールや地区運動会の担当をしたりしました。常連の役員さんから理不尽なことを言われて凹んだり、「引っ越しと子供が多いからって、何でこんなに何回もやらなくちゃいけないのかな?嫌になっちゃうなぁ。」と思った時期もありましたが、今思うと無料でいい社会勉強をさせてもらっていたのかもしれませんね。

過去の経験は、仕事じゃないし大したことをしてないからと、なかったことにしていた時期もありましたが、こうしてみると色々と経験していたのですね。皆さんも自分が過去に何をしてきたか、もう一度よく振り返ってみてください。案外今の自分の基礎の部分になることをしているかもしれませんよ。

 

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