本当に欲しいものは、待っているだけでは絶対に手に入らない


パンジーのブックカバー(オリジナルデザイン)

いぜん看護師をしていたころ、何か失敗すると「なんで、これをやったの?」と、先輩にいつも尋ねられました。

当時は「なんで?と言われても、特に理由はないんだけど・・・」と心の中で思うこともありました。でも、何度もそう尋ねられるうちに、失敗したときは「なぜそれをやったのか?」「失敗から何を学んだのか?」「次はどうすればいいのか?」を考えるようになりました。

私は何かするときは、初めから1回で成功することはないと思っています。まずは、成功しそうな道筋を考えて仮設を立てて実際にやってみて、その都度修正しながら完成度を上げていくことが大事ではないでしょうか?

マニュアル世代の今の人たちは、最初から正解を求めて、1回で成功することを望む人が多いような気がします。そういう人たちは失敗を恐れて、自分で何か行動を起こすことができませんし、失敗したらすぐに諦めてしまいます。でも、それはとてももったいないと思います。

私は学生時代にバスケットボールを12年やっていましたが、新しい練習を取り入れた時は、最初はなかなか上手くできません。自分の動きもおぼつかないし、チームメイトとの連携も取れないので、失敗ばかりします。でも、何度も何度も練習を重ねていくうちに、自然と体が動くようになって、チームメイトとの連携も取れてきます。

私のポジションは、ポイント・ガード(ゲームの流れを組み立てる『司令塔』)、またはスモール・フォワード(攻守の要の『何でも屋』)だったので、とにかく視野を広く持って、ボールを相手のコートまで運び、攻撃を組み立てる役割を求められました。

相手がどんなに強くても、どんなに大きくても、最初から気迫で負けるわけにはいきません。絶対に相手コートまでボールを運び、得点を決めるという強い信念を持って練習にも試合にも臨んでいました。だから、きっと今でも、見かけによらずガッツがあると言われるのでしょう。(笑)

本当に欲しいものがあるのなら、待っているだけでは絶対に手に入りません。自分から行動を起こして、取りに行かなければ無理なのです。今は「引き寄せ」が流行っていますが、思っているだけで願いが叶うならとっくにみんな願いが叶っているはずです。

私も昔は、「誰かが私の才能を見出して、仕事を頼んでくれるんじゃないか」と願って、待っているだけの夢見る夢子ちゃんでした。本当に世間知らずだったと思います。だから今は、欲しいものがある時は自分から行動を起こして、実際に欲しいと意思表明することにしています。でも、それを叶えるには、それなりの実力と実績と信用が必要ですよね。実力不足の場合はもちろん叶いません。

常に現状に甘んじず、日々腕を磨き、創意工夫と努力を重ねて、信用と実績を積み重ねていくこと。どんな仕事もそれが一番大事なことではないでしょうか?