ハンドメイド作家育成の使命を与えられて



今、すでに第一線でご活躍中のハンドメイド作家さんも、仕事をする上で色々と悩んでいます。

スケジュールがきついけど、この仕事を断ったら次がなくなっちゃうのかな?

本当はAのデザインにしたいけど、担当さんがBという場合、どうしたらいいの?

制作を人に任せる場合は、制作費の何%支払えばいいんだろう?

デザイン料、製作費は、いつごろ、いくら位入るんだろう?

本の仕事があるのに、イベントや販売も頼まれてスケジュールがきついなぁ

もっと仕事を広げていくにはどうしたらいいんだろう?

そんな悩みがあっても、ハンドメイド作家さんは担当者さんや編集者さんに、なかなかハッキリ言えないものです。ついつい言葉を飲み込んで、要求を引き受けて無理をしてしまう作家さんも多いのではないでしょうか?

実は、私もそうでした。長い間、出版社さんやメーカーさんとお仕事をさせていただいてきましたが、なかなか相手にハッキリ言うことができませんでした。それで失敗したことが何度もあります。失敗したら一発アウトのことも多く、体調不良のことも8年間言えませんでした。

でも、私にはずっと静かに見守ってくださる恩師と、困ったときにサポートしたり、悩みを聞いてくれる場所がありました。だから、私は今までこの仕事を続けて来られたのだと思います。

ただ、3年前に諸般の事情でその場所は無くなってしまいました。恩師もご高齢になり引退なさいました。そんな時に、ポンと私の目の前に「ハンドメイド作家育成」の役割が現れたのです。

別に誰かにやりなさいと言われた訳ではありません。でも、なぜかそれは私が引き受けるのが最適だと感じました。だから、その役割を引き継ぐことにしたのです。今まで受けてきたたくさんのご恩を返したい気持ちもありました。

そして3年経って、ようやくそれが一番ふさわしい場所にお招きいただくことが叶いました。お呼び寄せくださり、受け入れてくださった皆様には本当に感謝しています。

これからも、私はその役割をそこで育てていきたいと思っています。活躍できるハンドメイド作家・講師・デザイナーを育て、才能と健康を守り、サポートするのが私の役割だと思っています。末永く、ハンドメイドが世の中の皆様に愛されますようにと祈りながら、私の使命を果たしていきたいと思います。