蔭となって支えてくださっている皆様にいつも心を馳せています


おかげさま

【意味】

おかげさまとは、感謝の気持ちを表す言葉。挨拶の言葉としても用いる。

【おかげさまの語源・由来】

おかげさまとは、他人から受ける利益や恩恵を意味する「お蔭」に「様」とつけて、丁寧にした言葉である。

古くから「蔭」は神仏などの偉大なものの陰で、その庇護(ひご)を受ける意味として使われている。

これは「御影(みかげ)」が「神霊」や「みたま」「死んだ人の姿や肖像」を意味することにも通じる。

接続語に「お」がついて、「おかげ」となったのは室町時代末頃からで、悪い影響をこうむった時にも「おかげさま」が使われるようになったのは江戸時代からである。

引用~語源由来辞典~
https://gogen-allguide.com/o/okagesama.html

普段、何気なく使っている「おかげさま」という言葉ですが、この言葉の意味を強く意識するようになったのは15年前に病気になった時です。

私は学生時代はずっとクラスや学校のリーダーとして過ごし、看護師をしていた時も皮膚科外来を任されたりしていたのですが、結婚してからはなぜか夫と子供の陰になることが多くなりました。妊娠中はつわりがひどく、子どもを一人産むごとに体調が悪くなりました。自分のやりたいことは親や夫や親戚から否定され、時々夫と喧嘩をすることもありました。夫は子煩悩で優しい人でしたが、とにかく仕事や研修が忙しすぎたのです。

でも、ある日「それは優秀な旦那さんを持ったんだからしょうがないよ。そういう旦那さんを選んだのは自分でしょ?」と言われ、「そうか、それもそうだな」と、なんだか妙に納得しました。

その後、アメリカで体調を崩して強い薬を処方され、どんどん具合が悪くなっていった時に、献身的に看護や育児をしてくれる夫を見て「そうだ、私はしばらく家族の陰でいよう。家族のために自分の人生を使おう」と思いました。

それから12年、家族のことを最優先に過ごしてきました。夫のこと、子どものこと、親のこと。そして長女が20歳になった時に「私は20年間、家族のために自分の時間を使ってきました。だから、これからは自分のために時間を使わせてください」と家族に宣言して、今の仕事を始めました。

最近は、講師としてお仕事をさせていただく機会が多くなりましたが、こうして人の前に立って仕事ができるのは、たくさんの皆様が応援やサポートをしてくださっているお蔭だと思っています。家族の理解や協力にも本当に感謝しています。

いつも、いつも「おかげさま」という言葉の重みを感じながら過ごしています。